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2020/07/05

一戸建住宅 建築工法別のメリット・デメリット     ~木造工法編~

滋賀県彦根市を中心に土地・建物の売買仲介、不動産の買取、リフォーム、賃貸斡旋等、不動産業務を行っております、株式会社ハヤシ不動産事業部でございます。本日は一戸建て住宅の注文を考えている、一戸建ての住宅を手に入れたい!そう考えている方に戸建て住宅の一般的な工法別メリット・デメリットについて説明していこうと思います。

□主な建築工法の種類と特徴  まずは一戸建て住宅における一般的な建築工法について説明したいと思います。一般的な建築工法には大きく分けて「木造軸組在来工法」「木造枠組み壁式工法(ツーバイフォー工法)」「鉄筋コンクリート工法」「鉄骨組工法」の4つがあります。どの工法が一番いいということはなく、それぞれの工法にメリット・デメリットがあります。今回はその中でも木造工法に分類される2つの工法についての特徴を見ていきましょう。

・木造軸組在来工法



日本古来より伝わる伝統工法を簡略化・発展させた工法で「在来工法」とも呼ばれています。木の柱と梁で軸組を作り、筋交い(すじかい)という斜材で陣などの横揺れに耐えられるように工夫された構造になっています。  伝統工法を元にしているため、日本らしいデザインを最も感じることができます。木という素材は鉄やコンクリートに比べて軽くしなやかで高い断熱性能を持ち合わせています。コスト面でも比較的低く抑えられます。  加えて、木は火に弱く、火事が怖いと思われがちですが、そんなことないんです!薄い気はすぐに燃え尽きてしまいますが、柱や梁に使用される太い木は表面が炭化されるだけで内部は守られ、燃え尽きるまではかなりの時間がかかります。  その一方で、木は自然素材であることが魅力である反面、湿気による腐朽やシロアリ等の害虫被害が深刻化することが難点となります。 また、先ほど説明した筋交いと呼ばれる斜材を壁に入れる必要があり、鉄やコンクリートに比べると強度が劣るため、無柱の大空間や全面窓の壁等ができないといった設計上の自由度は低くなりがちになります。

・木造枠組壁式工法(ツーバイフォー工法)



アメリカから伝わってきた、材料の寸法や釘等が規格化された非常に合理的な工法です。木の柱間(2インチ×4インチ等)と構造用合板の板材で壁を作り、壁で建物を支える構造になっています。  材料寸法や釘が規格化されているのでコストダウンが期待出来るのに加えて、職人の技術差による施工ミスを少なくすることが出来るというメリットがあります。  先ほど軸組工法でも述べた木という素材の断熱性能が期待できるのに加え、規格された合理性をそのままに、間柱を4インチから6インチや8インチに変えることで壁の厚みを変え、断熱性能を高める等の工法の長所を活かした住宅が増えてきました。北欧や北米などの気候に適応した地域で見られる高気密高断熱の家もこの工法の応用です。 柱や梁という点で支えるのではなく、壁という線や面で全体を支える工法になっているので、地震等にも非常に強いというメリットがあります。 その反面、壁の量と配置バランスによって建物が構成されているので、壁に大きな窓を開けたりすることが難しい工法と言えます。 また、高気密・高断熱であるがゆえに、内外の温度差が大きくなるため、結露が生じやすくなります。結果、カビやダニが発生しやすい環境となるので、結露対策が必要といえます。



本日は一戸建て住宅の木造工法「木造軸組在来工法」「木造枠組壁式工法(ツーバイフォー工法)」の2つのメリット・デメリットについて紹介しました。  次回は建築工法の残りの二つ「鉄筋コンクリート造」「鉄骨組工法」のメリット・デメリットについて紹介します。次回のブログと合わせてぜひ一戸建て住宅の注文・購入の参考にしていただきたいと思います。  そのほか、土地・建物の売買仲介、不動産等でのご相談等がおありでしたらお気軽に株式会社ハヤシ不動産事業部にお問い合わせください。お客様を全力でサポートさせていただきます。
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