2020.07.18
お家を建てるのに適した土地って?

お家を建てるのに適した土地って?

皆さまは「用途地域」という言葉をご存じでしょうか? せっかく建てた日当たりのいい住宅、その前にある空き地に将来高層マンションが建つなんてことがあると困りますよね。 土地の種類である「用途地域」を確認すれば、ある程度は、何が建つ可能性があるのか知ることができるのです。

用途地域とは

簡単にいえば、行政が「この土地は、指定した用途でのみ使ってください」と指定した地域のことです。もちろん用途市域が指定されていない土地もあります。用途地域が指定されていなければ、自宅の隣に工場が作られたり、自宅の隣にラブホテルが作られたりなど、街の景観がぐちゃぐちゃになる可能性があるわけです。

住みよい街づくりのために、計画的な街づくりをする区域のことを都市計画区域と呼びますが、この都市計画区域内では、土地の利用制限を設けているのです。たとえば、住宅街に工場が建っては、騒音や安全性が確保されません。住居の良好な環境を乱さぬよう、法律で規制しているわけです。

このように、用途地域はその地域の用途や使用目的に合うように定められており、全部で13種類に分けて土地利用の効率化を図っています。

13種類の用途地域

用途地域は市町村(株式会社ハヤシ不動産事業部の周辺であれば彦根市)が指定し、主に「住居系」「商業系」「工業系」の3つに大別されます。

住居系

(1)第1種低層住居地域

小規模な住宅、学校、診療所、寺院などが建築可能な地域です。高さ規制があり、最大でも12m以下(3階建てぐらい)になるように制限がかけられています。

(2)第2種低層住居地域

第1種低層住居専用地域の用途に加えて、コンビニなどの小規模な店舗や飲食店も認められます(150平米まで)。

(3)第1種中高層住居地域

住宅、病院、大学、中規模の店舗や飲食店などが建築可能な地域です。高さ制限はありませんが、建物の床面積の合計に対する制限(容積率の制限)があるため、主に中高層マンションが建ち並ぶ地域になります。

(4)第2種中高層住居地域

第1種中高層住居専用地域の用途に加えて、中規模のオフィスビルや1,500平米までの店舗も認められます。

(5)第1種住居地域

住宅、病院、大学、店舗や飲食店、オフィスビル、ホテルなどが建築可能な地域です。高さ制限はなく、建物の床面積の合計に対する制限(容積率の制限)は第1種中高層住居専用地域よりも緩和されるため、より高くて大きなマンションを建てることが認められます。

(6)第2種住居地域

第1種住居地域の用途に加えて、パチンコ店やカラオケ店も認められます。

(7)準住居地域

第1種住居地域の用途に加えて、パチンコ店やカラオケ店、小規模な工場、自動車修理工場も認められます。幹線道路沿いの業務の利便に加えて住居との調和を図る地域です。

(8)田園住居地域

農地や農業関連施設などと調和した低層住宅の良好な住環境を保護するための地域です。建築物の用途は、低層住居専用地域に建築可能なもの、または**農業用施設(農産物直売所・農家レストラン等で面積500㎡以内のもの、農産物・農業の生産資材の倉庫等)に限られています。

商業系

(9)近隣商業地域

住環境悪化の恐れがある工場や、危険性の高い工場以外は、さまざまな用途の建築可能な地域です。ただし、キャバレーやナイトクラブ、風俗営業店の建築は認められません。近隣住民への日用品を供給する商業の利便を増進する地域です。

(10)商業地域

近隣商業地域と異なり、キャバレーやナイトクラブ、風俗営業店の建築も認められます。

工業系

(11)準工業地域

住環境悪化の恐れがある工場や、危険性の高い工場、風俗営業店以外は、さまざまな用途の建築可能な地域です。

(12)工業地域

どんな工場でも建てることが可能ですが、学校や病院、ホテル、映画館など建築が認められません。住宅や店舗の建設は可能です。

(13)工業専用地域

専ら工業の利便を増進する地域です。どのような工場でも建設が可能ですが、住宅、学校、病院、ホテル、映画館などの建築は認められていません。

彦根市の用途地域を調べる方法

彦根市の用途地域を調べるには、「彦根まっぷ」で検索してみてください。下記にあるようなサイトページになっていますので、以下の手順で進めてください。















または、自治体の役所の窓口に行き「用途地域がわかる都市計画図を閲覧させてほしい」と相談してみましょう。なお、用途地域が無色(白色)だった場合は、用途地域の指定がないことを意味します。 皆さまも土地を購入する前・住宅を建てる前に一度その土地がどの用途地域なのかということを気にかけてみてください。